キッチンの最適な広さとは?キッチンを快適に利用するために注目すべきポイントを徹底解説

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家を新築したり、リフォームしたりする際、キッチン選びは「オシャレなかわいいキッチンにしたい!」「キッチンをオシャレにして料理も頑張ろう!」など夢にあふれワクワクするものです。
しかし、せっかくオシャレなキッチンに作っても広さが不十分なキッチンですと、動きにくくストレスがたまる毎日を過ごすことでしょう。

今回は、オシャレで料理が捗るキッチン作りに必要なポイントを解説します。

 

家にぴったりなキッチンがある生活について

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キッチンは、今や料理を作る場所にとどまらず、家族とのコミュニケーションが取れる重要な場所となっています。

「食べる」ことは、健康面だけでなく、子どもの教育やコミュニケーションの面でも重要であると認識されており、キッチンは生活の中心となっています。

この章では、家にぴったりなキッチンがある生活がどのように豊かになるのか解説します。

料理をする時間がより楽しくなる

自分にぴったりなキッチンで料理をすると、料理がさらに楽しくなります。
自分の好みが詰まったキッチンは、その場所に立つだけで気分が上がり、何気ない日常に彩りを与えます。
また、動線を意識したキッチンレイアウトにすることで、料理中の移動を減らし、より集中して料理ができます。


家族とのコミュニケーションを活性化する

キッチンからリビングを見渡せる対面キッチンでは、キッチンに居ながら家族とコミュニケーションがとれます。
そのため、笑顔が絶えない明るい家庭を作り出すことができます。

特にお子様がいらっしゃる家庭だと、キッチンにいる間に目を離すことなく安心して料理ができます。
また、横並びダイニングキッチンのレイアウトを採用することでダイニングとの一体感が得られるため、家族と一緒の空間にいることを感じられます。

横並びダイニングキッチンについては、下記記事で解説しています。是非、ご覧ください。

【横並びダイニングキッチンについて】

毎日の生活に彩りを与える

よい家は毎日の生活に彩りを与えます。
家族のライフスタイルに合った住まいは、ストレスを感じることなく毎日を快適に過ごせる空間となり、心にも時間にも余裕が生まれます。

家にぴったりのキッチンがあることで、趣味の料理を楽しむだけでなく、コミュニケーションが取りやすくなり、家で過ごす時間がより豊かになります。
その結果、時間と心に余裕が生まれ、仕事のパフォーマンスが向上したり、家族の絆が深まったりと様々なメリットがあり、自分の家がもっと好きになります。

良い家、つまり家族のライフスタイルに合わせた家での生活はストレスもなく、毎日を快適に過ごすことができ、時間にも心にも余裕を与えてくれます。

 

キッチンのレイアウトと必要な帖数(広さ)とは

キッチンには、住宅設備メーカーが「標準」とするサイズが複数設定されています。

しかし、家の形や部屋の広さによって、最適なサイズは異なります。
また、キッチンのサイズが同じでもレイアウトの方法によって使い勝手に大きな影響を与える場合があります。

キッチンには様々なレイアウト方法があります。
この章では、それぞれのキッチンの特徴と最適な帖数(広さ)について解説します。


壁つけキッチンとは

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壁つけキッチンは、部屋の壁にキッチンを配置するレイアウトのことを指します。

壁に向かって調理を行うので汚れやにおいが広がりにくく、また、対面キッチンのように壁とキッチンの間の通路幅を意識する必要がないなど様々なメリットがあります。

配置方法は、I型がスタンダードですが、部屋の角を利用したL型など間取りに合わせフレキシブルに対応できます。

壁にぴったりくっつけるキッチンレイアウトのため、省スペースで一番必要帖数を少なく抑えられます。
壁つけキッチンに必要な帖数は、3帖〜となっています。
キッチンを省スペースに抑えたい人にぴったりです。


対面キッチンとは

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対面キッチンは、リビングダイニングに向かってキッチンを配置するレイアウトのことを指します。

キッチンで料理をしながらリビングにいる家族の様子が見られたり、テレビを見ながら調理をしたりするなど、家族とのコミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。

必要な帖数は平均的なキッチンの広さ、4.5帖が目安で、I型・Ⅱ型・L型・U型などキッチンの形も選べるので、部屋の形に合わせて調整することができます。
家族とのコミュニケーションを大切にしたい人にぴったりです。


アイランドキッチンとは

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アイランドキッチンとは、島(=アイランド)という言葉が示す通り、調理スペースやシンクなどが島のように独立しているタイプのキッチンを指します。
視界を壁に遮られることもないため、広い視野の中で家事や料理を楽しむことができるだけでなく、動線が円の形をしているため、数人でワイワイと料理をする場合でも窮屈な思いをすることなく過ごせます。
料理をするときも家族と顔を合わせながら作業することができるため、家族団欒にも繋がります。

レイアウトにもよりますが、アイランドキッチンを設置する場合は、両サイドに通路を作る都合などもあり、5帖以上が広さの目安になります。
みんなでワイワイと料理を作るのが好きな人や自宅でパーティーを開く人にぴったりです。


Ⅱ型キッチンとは

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Ⅱ型キッチンとは、シンクとコンロのキャビネットが並列しているキッチンのことを指し、セパレート型キッチンと呼ばれる場合もあります。

「ii型」「Ⅱ型」「2列型」といった表記方法もあり、シンクの横とコンロの横にそれぞれ作業スペースがあり、対面で作業できます。
省スペースに設置できて作業スペースが広く取れるだけでなく、シンクとコンロが横並びに配置されているため移動距離が少なく、使いやすくて家事動線の良いキッチンです。
さらにシンク側とコンロ側の両方に収納を配置できるなど様々なメリットがあります。

Ⅱ型キッチンに必要な広さは、4.5帖以上が目安です。
キャビネットの間が通路にもなるため、通路幅が使い勝手の決め手になります。
一般的に通路幅は80cm以上必要だと言われていますが、120cmほどあれば、人と人がすれ違える余裕が生まれます。

キッチンの動線については、下記記事にて解説しています。是非、ご覧ください。

【キッチンの動線について】


L型キッチン

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L型キッチンとは、キャビネットがアルファベットのL字型に配置されているキッチンのことを指します。

L型キッチンのメリットとしては、キッチン内での作業動線を短くでき、作業スペースが広くなることなど様々なメリットがあります。

L型キッチンを設置するなら、広さの目安は4.5帖以上。
特に、対面式のL型キッチンにする場合は、リビングやダイニングに面しているキャビネットの間口の広さに余裕を持ちましょう。


快適なキッチン環境は広さだけじゃない!キッチンのレイアウトにもこだわろう

実際にキッチンの配置を考える際は、広さだけでなく作業動線やワークトライアングルにも意識することが大切です。
ここでは、使いやすいキッチンにするために意識すべきポイントを解説します。


ワークトライアングルを意識しよう

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ワークトライアングルとは、キッチンの中にあるシンクとコンロ、そして冷蔵庫の前側の中心点を結んだ三角形のことを指します。

三角形の線の合計の長さが 3600mm 〜 6000mm であると使いやすいキッチンと言われ、使いやすいキッチンレイアウトを決める際に非常に重要なポイントです。


コンセントの数を意識しよう

キッチンでは様々なキッチン家電を使用するため、コンセントが不足しがちです。
使いやすい位置にコンセントを配置するためには、家電を置く場所を想定しておくなど、施工前にしっかりレイアウトを考えておきましょう。

一般的にはキッチンに必要なコンセントの口数は約6個だと言われています。
しかし、自身の利用シーンに合わせて必要なコンセント数を考えることが大切です。
AYANOの食器棚は、家電収納部があるキャビネットにはコンセントが必ず取り付けられております。
食器棚にキッチン家電を置きたい方は是非、AYANOの食器棚を活用しましょう。
詳細は、下記記事をご覧ください。

【食器棚コンセントの配置について】


ゴミ箱の位置を意識しよう

キッチンは毎日の調理で必ずゴミが出る場所です。
自治体ごとに様々なルールが定められて、ゴミを種類ごとに分別する必要もあるためゴミ箱が複数になるケースが多いです。

せっかくオシャレなキッチンを実現させても、ゴミ箱置き場が決まっていないと、スペースが足りずに目につく場所へ置くことになりかねません。
ゴミ箱の位置を意識しましょう。

綾野製作所の食器棚は、食器棚にゴミ箱を組み込むことができます。
詳細は、こちらをご覧ください。

【食器棚を買うときに考えたいゴミ箱について】


収納の置き場所を意識しよう

快適なキッチン環境を実現するために収納の置き場所を意識しましょう。

食器棚は、「作った料理の盛り付け・配膳」時と「洗った食器の片付け」時にしようされます。
前者の場合はコンロ近く、後者の場合はシンク近くに配置すると使いやすいため、コンロ・シンクの中間地点に配置しましょう。

食器棚のカウンターとシンクの高さを合わせることで、調理家電を水平移動だけで使用でき、作業をスムーズに進められます。
作業しやすい高さは「身長(cm)÷ 2 + 5 cm」と言われています。


快適なキッチン環境にするなら、食器棚などキッチン周りの収納にもこだわろう

キッチンスペースの広さによって、十分な幅や奥行が取れないケースもあります。
そこで、食器棚などキッチン周りの収納を活用しましょう。

この章では、綾野製作所が考える美しい食器棚について解説します。


綾野製作所が考える美しい食器棚とは

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優れた家具は2つの「美しさ」を兼ね備えています。
見た目が素晴らしい造形美、確かな品質から生み出される機能美です。

本来、デザインとは2つの「美しさ」を両立させることが求められます。
家具メーカーとしてのノウハウを積み重ねてきたAYANOでは、この2つの「美しさ」を備えた家具を追求しています。

また、高いデザイン性と同じように、耐久性や使いやすさや目に見えない細部までこだわることで、長く愛される食器棚を綾野製作所は製造しています。


綾野製作所のユニット式食器棚とは

綾野製作所では、100万種類を超えるユニットアイテムを用意しております。

「ユニット式」食器棚とは、多彩なアイテムのなかからお客様の好みや用途、空間に合わせたキャビネットを選んで組み合わせるセミオーダーの食器棚のことを指します。
「ユニット式」食器棚は、求める機能を満たした理想の空間を作ることができます。
詳細は、下記記事をご覧ください。

【ユニット式食器棚とは】

綾野製作所では、お客様が理想的な食器棚をより簡単に選べるよう、シミュレーションシステムをご用意しております。
間口に合わせて家具のサイズを組み合わせることができ、選んだプランはPDFで印刷することも可能です。
是非、ご活用ください。


キッチンとリビングを同じ空間にしたいなら綾野製作所がおすすめ

近年では、家を新築やリフォームする際には、キッチンとリビングが同じ部屋にあるレイアウトを採用している人が多いです。
綾野製作所では、そのような方に向け「RE/RK アリシア」を展開しております。

「RE/RK アリシア」は、LDKをひとつに繋ぐデザインファニチャーで、統一されたコンセプトにより空間全体を美しく整えます。
詳細は、下記記事をご覧ください。

【RE/RK アリシアについて】

また、綾野製作所では、天然素材のセラミックを天板に使ったダイニングテーブルを販売しています。

AYANOのセラミック天板は、スペインのザ・サイズ社が作る「ネオリス」というセラミック素材を使っており、LIXILのシステムキッチン「リシェル」と同様の素材のセラミックを使用しています。
そのため、システムキッチン(LIXIL)と、ダイニングテーブル(AYANO)、食器棚(AYANO)を同じセラミック天板で揃え、インテリアを統一することができます。

 

まとめ

キッチンは、今や料理を作る場所にとどまらず、家族とのコミュニケーションが取れる重要な場所となっています。

「食べる」ことは、健康面だけでなく、子どもの教育やコミュニケーションの面でも重要であると認識されており、キッチンは生活の中心となっています。
その生活の中心であるキッチンを過ごしやすい空間にし、自分の家をもっと好きになりましょう。

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