食器棚コンセントの配線について

食器棚コンセントの配線について サムネイル画像

いつもコラムを読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。今回はAYANOの食器棚を購入するにあたって、特にお問い合わせの多いコンセントの配線に関する情報をお伝えしようと思います。「コンセントの配線方法は?」「自宅側にコンセントを新設する場合、どこに設けたらよい?」「食器棚を置くと自宅側のコンセントが隠れてしまう。」など、AYANOの食器棚の構造含めお話していきたいと思います!

コンセントの配線方法は?

まず、AYANOの食器棚の家電収納部のあるキャビネットにはコンセントがかならず取り付けられております。


上キャビネット
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下キャビネット
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コンセントの種類は2種類あります!
※シリーズによって形状は異なります。

外付けタイプ
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外付けタイプの場合、背板にある配線孔からコードを通して自宅側のコンセントにプラグを差します。

埋め込み式タイプ
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埋め込み式タイプの背面写真
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埋め込み式タイプの場合背板からコードが出ているので上記同様コンセントを自宅側のコンセントに差し込んでください。
2口コンセント1個につきコンセントコードは1本です。
アース線は直接ご自宅のコンセントに差してお使いください。

自宅側のコンセントはどこに設置すればよい?

これからご自宅のコンセントを設置されるのであれば、食器棚の背面や側面に被らない位置、食器棚設置予定場所のすぐ隣あたりの位置をおすすめします。コンセントのコードの長さは約1.8mになりますのでコードが届く範囲でコンセントを設置してください。
AYANOの食器棚は巾木避けカットはしておりませんが(RERKシリーズ除く)、背面から出るコンセントコードは、巾木の厚み分のすき間で配線していただける場合が多いので幅木ギリギリまで設置できます。

1個のコンセントから取り出せる最大容量は1,500Wになります。
家庭用コンセントは、だいたい2つの差し込み口がありますが、基本的に2つ合わせて1,500Wの最大容量です。家電によって最大消費電力が1,000Wを超えるものもありますので、食器棚側のコンセントコードはそれぞれ別のコンセントから電源を取り、消費電力に余裕を持たせることも重要です。
家庭用コンセントの容量がオーバーになってしまうとキッチンのブレーカーが落ちる場合がございますのでお気をつけください。

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家庭用コンセントが食器棚の後ろにくる場合・・・

家庭用コンセントが食器棚の後ろにくる場合、壁とのすき間を作らないように上キャビネットのオープン部に背板穴あけ加工ができます。

穴あけ加工(小口はモール付)
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穴あけ加工(小口はエッジ貼)
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穴あけ加工ができる範囲と切断面の処理はシリーズによって異なります。
また、穴あけ加工をされる際には、余裕をみて加工位置と寸法をご指定ください。

上キャビネットの背板穴あけ加工について(RE/RKシリーズ以外)
上キャビネットの背板穴あけ加工について(RE/RKシリーズ)

背板穴あけ加工範囲外にコンセントが来る場合、コードの差し込みプラグの厚み分、食器棚を壁から離してお使いいただくようになりますのでその点ご注意ください。

haisen_sokumen

コンセントの形状について

まとめ

コンセントの配線についてご理解いただけましたでしょうか?少しでもみなさまの疑問や悩みが解消できればよいなと思います。そして最後にもうひとつ大切なことがございます!食器棚を購入するにあたって、コンセントの配線についても重要な問題ではございますが、家電を設置する際には、かならず家電に記載されている取扱説明書に従って、安全にお使いください。今回もご一読ありがとうございました。

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