
食事の場の中心となるダイニングテーブル。
毎日家族が集い、団らんの中心となる場所で使う家具だけに、使いやすさやデザイン性・耐久性などの特長がそれぞれ異なる天板の材質にはこだわりたいですね。
この記事では、ダイニングテーブルの天板の材質別の特長や選び方をはじめ、印象を左右する脚の材質について解説します。
多くの方にご愛用いただいている綾野製作所のダイニングテーブルのラインナップもご紹介しますので、ぜひダイニングテーブル選びの参考にしてください。
また、綾野製作所では、オンラインショップでインテリアアイテムを販売しています。ぜひご覧ください。
ダイニングテーブルの材質の種類
ダイニングテーブルの天板の材質にはさまざまな種類があります。
ライフスタイルやインテリアとのバランス、耐久性など優先順位によって適した材質は異なるため、ダイニングテーブル選びの前に材質別の特長を知っておくと便利です。
・木材
・ガラス
・メラミン樹脂
・大理石
・セラミック
それぞれ解説します。
木材
自然な風合いやぬくもり、手触りを楽しめるのが木材の一番の魅力です。
テーブルの天板に使用する木材には、天然木をそのまま使った無垢材と、木を薄くスライスし芯材の上に貼り付けた突板の2種類があります。
無垢材は、木材をそのまま使っているため、年月をかけてつくられてきた自然な木目を楽しめる特別感が醍醐味です。お手入れが難しそうなイメージがあるかもしれませんが、普段のお手入れはそう難しくありません。正しくメンテナンスすれば長期間使えます。
突板は無垢材と比べると比較的安価で、しかも無垢に近い質感を味わえるのが特長です。
軽量で持ち運びやすく、膨張や収縮もほとんどしないため歪みや割れなどが生じにくいです。
ガラス
もともと耐久性が高いガラスですが、ダイニングテーブルの天板にはお皿やお鍋などさまざまな重みが加わるため、割れにくい強化ガラスが使われます。ダイニングスペースの照明の光が反射してキラキラ輝くため、高級感があります。
透過性が高く天板の下まで視線が通るので圧迫感がなく、熱に強く掃除もしやすいため気兼ねなく使える点も魅力です。
メラミン樹脂
強度が高く耐久性があるメラミン樹脂は、使用頻度が高いダイニングテーブルの天板に適しています。
熱や水に強く手入れがしやすいため、常に清潔な状態で使えるのも魅力です。デザインやカラーのバリエーションが豊富なので、どのテイストのインテリアにも合わせやすいでしょう。
大理石
独特のマーブル模様が美しい大理石は、上品で高級感あふれる素材です。
耐久性が高い反面、飲み物をこぼしたらすぐに拭き取る必要があります。
個性的なインテリアを楽しみたいなら、お勧めの素材です。
材質と合わせてこだわりたいダイニングテーブルの天板形状
ダイニングテーブルを選ぶ時は、天板の材質に加えて形状もよく検討する必要があります。
食事のしやすさやテーブルセッティングのしやすさ、ダイニングスペースの動きやすさなどに直結するためです。
ダイニングスペースの広さや普段使用する人数も踏まえて天板の形状を選びましょう。
・正方形
・円形
・楕円形
・長方形
・その他
それぞれ解説します。
正方形
1~2人向けとして選ばれることが多い形です。
コンパクトなサイズを選ぶとスペースを取らないため、ダイニングスペースを広く使えます。
室内のコーナー部分にぴったり付けて使うと圧迫感が出にくいです。
円形
2~3人向けで使う場合に便利な形です。
角がないためソフトな印象を与える上に、ダイニングスペース内の動線をなめらかにできるという特長があります。
壁付けはできないため、広めのスペースが必要なことに注意しましょう。
楕円形
3~5人向けで使うダイニングテーブルの形として人気です。
円形のやわらかさと正方形のコンパクトさを兼ね備え、サイズが大きめだと長方形に近い使い方もできます。
使用人数が調整しやすく、角の引っかかりがないため作業台としても便利です。
長方形
3人以上での使用向けで、サイズにより7~8人程度まで対応できます。
ダイニングテーブルとしてだけでなく勉強や仕事、趣味など様々な用途を楽しめるでしょう。
長辺が2000mmを超えると、端と端に座った人の心理的距離が開くため、会話しにくくなることに注意してください。
その他
天板の広さを調整できる伸長タイプは、使用人数や用途に応じて天板の大きさを変えられる点が便利です。
普段はコンパクトに使い、来客時には拡張して使えます。
このように、天板の材質と形状の組み合わせによって、ダイニングテーブルの使い勝手やダイニングスペースの動線が変わります。
ライフスタイルやインテリアとのバランスを踏まえて選びましょう。
印象を左右するダイニングテーブルの脚の材質
天板だけでなく、脚の材質もダイニングテーブルの印象を左右します。
ダイニングテーブルを選ぶ時は、脚の素材にもこだわるとよりお気に入り度がアップするでしょう。
・木製
・金属製
それぞれ解説します。
木製
自然の素材が持つぬくもりを感じさせるのが木製の脚です。
淡いトーンだと爽やかで軽い雰囲気に、濃いトーンだとシックで落ち着いた雰囲気になります。トーンによって印象が大きく変わるため、ダイニングスペース全体のインテリアに合うかどうかを考えて選びましょう。
金属製
アイアンやスチールなどの金属は、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。
太さがあるとやや圧迫感がありますが、重厚な雰囲気が好みなら選択肢に入るでしょう。
綾野製作所のオーダーテーブル「Qレグル」では、スクエア脚やスリムライン脚、エンドボックス脚をご用意しております。
スクエア脚は、正方形の脚で、シンプルな見た目から幅広いインテリアにマッチしやすい形です。
天板や床との接地面が広いため安定性抜群で、耐荷重・強度に優れています。
どのようなインテリアにも馴染むデザインのため、脚選びに迷った際にはスクエア脚を選択しましょう。
スリムライン脚は、サイドから見ると八の字のように伸びたデザインとなっており抜け感があるので、お部屋を開放的に広く見せることができます。スクエア型とは違い短辺側にもスペースがあるため、どの位置からでも足をぶつけることなく座れます。
デザイン性はもちろんですが、利便性も高いタイプで、シンプルなデザインが好きな人や複数方向から使用したい場合におすすめの脚となっています。
エンドボックスは、箱物メーカーの綾野製作所ならではの脚です。
食事でよく使う調味料や小物などをエンドボックスにしまうことができ、テーブルに機能性を持たせることができます。また、内向きに設置可能なため、調味料が見えて生活感が出てしまうことが嫌いな方に対してもオススメできる脚です。
テーブルに機能性を持たせたい方にピッタリな脚となっています。
リビングからはダイニングテーブル全体がよく見えるため、天板と脚の材質の組み合わせによる印象の違いをよくチェックしておくとよいでしょう。
綾野製作所のおすすめダイニングテーブル
綾野製作所のセラミックテーブルは、機能性にもデザイン性にもすぐれたダイニングテーブルとして注目を集めています。
好みやダイニングスペースのインテリアテイストにあわせて選べる3つのラインナップをご用意しました。
・HB/HS リコシェ
・E ネオス
・Q レグル
それぞれ解説します。
HB/HS リコシェ
厳選された無垢材からは温もりと優しさを、重厚なセラミック素材からは高級感と強さを感じることができるHB/HS(リコシェ)シリーズ。
角がないラウンドテーブルはどの位置にもスムーズに座れるため、自然と人が集まり、和やかな食事タイムを楽しめます。シンプルでありながら洗練されたデザインは、優しく空間にフィット。
暮らしに心地よいハーモニーをもたらします。
HB/HS リコシェは展示店舗限定商品ですので、ぜひショールームでその魅力を体験してください。
E ネオス
毎日の食事で使うダイニングテーブルは、どんなに気をつけて使っていても食器の擦れキズがついたり、凹んだり、水や油汚れのシミができたりしてしまいます。
キズやシミを気にしながら使うのはストレスになりますし、こまめに手入れするのも大変ですね。
ダイニングテーブルにはつきもののこうした問題に着目し、セラミック素材の「強さ」を活かしたダイニングテーブルとして誕生したのがEネオスです。
シンプルな長方形の天板は存在感たっぷり。
脚の形状はスクエア脚とポール脚の2種類から選べます。
Q レグル
セラミックテーブルはシンプルなデザインが魅力のひとつですが、デザインのバリエーションが多いと自分の好みを反映できて、愛着もさらに高まるものです。
熱にも汚れにもキズにも強い、そんな理想的なセラミック素材を用いたオーダータイプのテーブルがQレグルです。
タイプやサイズ、セラミック天板カラー、脚の形・色を豊富な種類から選択できるため、カスタマイズできる楽しさを味わえるでしょう。
まとめ
お気に入りのダイニングテーブルで楽しい食事のひと時を
毎日使う家具であるダイニングテーブルの天板の材質は、使い勝手にこだわるのがおすすめです。
材質特有のデザイン性は、インテリアにも影響を与えるでしょう。
用途やインテリアとの調和、機能性などこだわる要素の優先順位を決めて、希望にぴったりな材質のダイニングテーブルを選んでください。