低めの食器棚のメリットや選び方のポイントについて徹底解説

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キッチンを広々とした印象にしてくれるロータイプの食器棚は、作業台としても、家電などの置き場所としても使えて大変便利です。

おもに作業用のカウンターとして使うロータイプの食器棚のことを、綾野製作所では「カウンタータイプ」と呼んでいます。

本記事では、カウンタータイプの食器棚の選び方や活用方法について解説します。
カウンタータイプの食器棚を活用し、日々のキッチン作業を効率化させ、快適なキッチン空間を実現しましょう。

 

カウンタータイプの食器棚の特徴とメリットを徹底解説

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ここでは、カウンタータイプの食器棚の特徴とメリットについて紹介します。カウンタータイプの食器棚のメリットを知り理想のキッチン作りの参考にしましょう。

カウンタータイプの食器棚とは

カウンタータイプの食器棚とは、通常の食器棚よりも低く設計されている食器棚です。
圧迫感が少ないため、複数並べてもダイニングやキッチンが広々とした印象になります。
部屋全体が広く感じられることに加え、狭いスペースにも設置可能であるため、限られた空間を有効に活用できます。

また、カウンタータイプの食器棚は、部屋の中央に置いてカウンターとして使用することも可能です。
キッチンとリビングスペースを自然に区切ることができる点は、カウンタータイプの食器棚の魅力の一つです。


カウンタータイプの食器棚を選ぶメリット

カウンタータイプの食器棚を選ぶメリットは、キッチンの作業効率が向上する点です。低い位置に配置されているため、食器や調理器具の出し入れが容易となります。

また、視界を遮らない設計により部屋全体を広く、明るく感じさせるため、開放的な空間作りに貢献します。

カウンタータイプの食器棚を、部屋の中央に配置してカウンターとして使用した場合は、キッチンとリビングスペースを自然に区切ることも可能です。調理中でも家族やゲストとコミュニケーションが取りやすくなり、食事の準備をしながら会話を楽しみやすくなります。

綾野製作所では、シミュレーションシステムをご用意しております。
シミュレーションシステムを利用することで、理想のカウンタータイプの食器棚の組み合わせを見つけることができます。

シミュレーションシステムは、下記ボタンよりアクセスできます。 
是非、ご活用ください。

 

カウンタータイプの食器棚の選び方を解説

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ここでは、カウンタータイプの食器棚の選び方について詳しくみていきましょう。
適切なカウンタータイプの食器棚を選ぶには、サイズや材質、収納機能といったさまざまなポイントをチェックする必要があります。

設置する場所に合わせた最適なサイズの食器棚を選択しよう

カウンタータイプの食器棚を選ぶ際には、設置する場所の寸法に合わせて最適なサイズを選ぶことが重要です。
以下のポイントを考慮して、食器棚の置くスペースを考えましょう。 

    1. 部屋の動線を考慮しよう
      食器棚の配置によっては、部屋の動線を変えることができます。通行の妨げにならない場所を選びましょう。
      また、動線を意識して配置することで、キッチンでの作業効率が向上し、家族全員が快適に過ごせる空間も作れます。

    2. 効率的に空間を活用しよう
      窓の下や壁沿いなどに食器棚を設置することで、効率的に空間を活用可能です。キッチンやダイニングの収納スペースが増え、全体の使い勝手が向上します。
      また、カウンタータイプの食器棚は、窓を塞がずに設置できる点もメリットといえます。

    3. 部屋の間仕切りとして活用しよう
      部屋の中央にカウンタータイプの食器棚を置き、カウンターとして使用することも可能です。
      キッチンとリビングスペースを区切れるため、オープンプランの空間に設置しやすく、目線をさえぎらない点は魅力の一つです。
      カウンターとして利用する場合は、調理中に家族とのコミュニケーションが取りやすくなるメリットもあります。

また、食器棚の大きさは、食器棚を設置する間口に合わせて決めましょう。
間口の測り方は、下記の通りです。

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材質を意識しよう

長持ちする食器棚を選ぶためには、材質に注目しましょう。天板や面材に使われている素材の特徴を下記にまとめました。

材質 特徴
木製

【メリット】
木製の食器棚は自然の風合いと温かみがあり、さまざまなインテリアスタイルにマッチしやすい。
適切に加工された硬木(オーク、メープル、ウォルナットなど)は非常に強度が高く、長期間の使用が可能。
加工しやすい。

【デメリット】
木材は湿気や水分による膨張や収縮に弱いため、防水加工が施されているものを選ぶ。
表面の仕上げや塗装を保つために定期的なメンテナンスが必要。

ステンレス

【メリット】
非常に耐久性が高く、湿気や熱にも強い。
また、掃除がしやすく、抗菌性が高いため、衛生的に使用できる。
モダンなデザインに適しており、シンプルでスタイリッシュな見た目が多い。

【デメリット】
ステンレス製品は見た目や触感が冷たいため、部屋全体のイメージとして家庭的な温かさを欠くケースがある。
ステンレスの表面は傷が付きやすく、特にポリッシュ仕上げのステンレススチールは目立ちやすい。

セラミック

【メリット】
傷や割れに強く高温にも耐えられる耐久性と耐熱性を持ち、汚れが付きにくい特徴がある。

【デメリット】
セラミックは非常に重いため、設置や移動が困難。
他の素材と比較して高価なことが多く、初期コストが高くなってしまう。

メラミン

【メリット】
耐久性と耐水性に優れ、手入れが簡単でコストパフォーマンスが高い。
また、カラーバリエーションが豊富。

【デメリット】
強い衝撃や高すぎる熱には耐えられない。
一度傷やヒビが入ると修理が難しい。

人工大理石

【メリット】
美しい外観と高い耐久性、メンテナンスの容易さなど様々なメリットがある。
また、色や柄のバリエーションが多いのも特徴。

【デメリット】
熱に弱く、変色してしまうことがある。ステンレスに比べ耐久性が低い。

オレフィンシート

【メリット】
表面の意匠性の高さに加え、耐汚染性、耐久性、耐候性に優れた化粧材。

【デメリット】
高温に弱く、熱によって変形する可能性がある。
また、見た目や手触りが人工的に感じられる場合があるため、高級感を求める場合には不向き

ハイグロスシート

【メリット】
美しい光沢と高い耐久性が大きな魅力。
また、表面が滑らかで非多孔性のため、汚れが付きにくく、簡単に拭き取ることが可能。
ツルツルとした質感で高級感のある雰囲気を醸し出せる。

【デメリット】
光を反射するため、強い光源の近くでは反射が強すぎて見づらくなることがある。


また、材質選びではメンテナンスのしやすさも重要な選択基準です。
汚れが付きにくく、掃除が簡単な表面の材質を選ぶことで、日常の手入れが楽になります。

綾野製作所では、家族みんなが毎日を健やかに安心して暮らしていただくために、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドの放散量がゼロか微少であることをあらわす、最上位規格「F☆☆☆☆(エフフォースター)」の素材で家具を作っています。

 

カウンタータイプの食器棚を購入する際に確認すべきポイントとは?

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カウンタータイプの食器棚は、キッチンやダイニングの使い勝手を向上させ、空間を美しく整えるために欠かせないアイテムです。
ここでは、カウンタータイプの食器棚を上手に活用するためのポイントについてみていきます。

部屋の雰囲気にあった食器棚を選択しよう

食器棚はキッチンやダイニングの雰囲気に大きな影響を与えるため、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
統一感のあるデザインによって、空間全体が引き締まり、居心地の良い環境を作り出せるためです。

また、食器棚の色味をキッチンの床や壁紙と合わせることで、空間全体の調和につながります。色の統一感を意識しましょう。

綾野製作所では、メラミンだけでも60色のカラーバリエーションを用意しております。
詳細は、下記をご覧ください。

 

まとめ 

カウンタータイプの食器棚を選ぶ際には、収納の柔軟性や安全性、動線を検討しましょう。適した食器棚を選ぶことで日々の生活が快適になり、キッチン空間が機能的で使いやすい場所になります。

また、効率的な収納アイデアを取り入れることで、より実用的なキッチンに近付きます。
食器棚引出し収納の極意については下記記事をご参照ください。

カウンタータイプの食器棚を選択肢の一つとして検討してみましょう。

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