
食器棚の扉を長く使用するために意識するポイントとは
食器棚の扉を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスと適切な使用が重要です。
ここでは、食器棚の扉を長く使用するためのポイントについてみていきましょう。
普段のお手入れ
普段のお手入れは、柔らかな布で乾拭きしましょう。
ホコリや軽い汚れを取り除くことができ、材質も木製やガラス、金属と幅広く対応可能です。
汚れが付着した場合は、次のような手順で水拭きを行いましょう。
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固く絞る: 布を水に浸し、しっかりと絞って余分な水分を取り除く。布が湿っている程度で問題ない
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水拭き: 軽く拭き取るようにして、汚れを除去する。強くこすらないことを意識する
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乾拭き: 水拭き後は、すぐに乾いた柔らかな布で乾拭きを行う。水分を完全に拭き取る
とくに、木製家具は水に弱いため、乾拭きや専用クリーナーによって汚れを防ぐメンテナンスも大切です。
ヒンジやレールに関しては、拭き取りに加えて潤滑剤の塗布も行いましょう。
酷い汚れがある場合
水で薄めた中性洗剤を使用しましょう。
適量の中性洗剤をバケツやボウルに入れ、水で薄めます。
洗剤の濃度は製品の指示に従い、多くの場合は水1リットルに対して数滴の洗剤が適量といえます。
その後、洗剤を布にしみ込ませ、汚れを拭き取ります。拭く際は強く擦らないことが大切です。また、洗剤が残っている場合は多くの扉にダメージを与えるため、水拭きを行い、洗剤の成分を取り除きましょう。
食器棚の扉は適宜、調整しよう
食器棚の扉は、日常的に使用すると、徐々に歪み、ズレてしまうケースがあります。
次のように適切な調整を行うことで、扉のスムーズな開閉を維持し、長期間にわたって快適に使用することができます。
チェックする順番 | 調整内容 |
1. 扉の傾きやズレを確認する |
扉が正しく閉まるか、隙間がないか、開閉時に引っかかるかをチェックする。 目視で構わないが、扉の傾きやズレを確認し、上部と下部の隙間が均等かどうか、左右の位置が揃っているか確認する。 |
2. ヒンジの調整 | 上下、左右、前後のヒンジをネジで調整する。上下は扉の位置、左右はバランス、前後は傾きが調整できます。 |
3. 引き戸のレール調整 | レールの歪みと車輪の高さをチェックする。調整ネジで調整できなければ、専門家に依頼しましょう。 |
まとめ
食器棚の扉を選ぶ際には、機能性とデザインを考慮しましょう。
扉の種類としても引き戸や開き戸、折りたたみ扉、フラップ扉などがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そのため、キッチンのスペースや使用状況に応じて、適切な食器棚の扉は異なるといえるでしょう。
適切な扉を選び、正しく設置することで、キッチンの使い勝手と統一感を改善できます。食器棚の扉は、キッチンデザインの重要な要素であるため、慎重に検討しましょう。
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