
今回はよくあるお問い合わせシリーズの中から、上置・フィラーに関する情報をお伝えしようと思います。これから上置またはフィラーの設置をご検討中の方や初めて知る方、ぜひ今後の参考にしてみてください。
上置、フィラーとは?違いは?
食器棚を組み合わせていざキッチンに設置すると、食器棚と天井までにすき間ができるケースが多いです。そのデッドスペースを埋めることができるのが上置やフィラーです。
上置、フィラーを設置するメリットは主に2つあります。
━地震対策
AYANOの家具は置き家具なので壁への取り付けはできません。その代わりに、上置やフィラーを設置することで家具の地震対策になります。上置に関しては中に耐震パネルを搭載しているのでさらに転倒の危険を軽減できます。
※耐震パネルは被害防止を保証するものではありません。
━部屋をすっきりと見せることができる
食器棚と天井のすき間を埋めることでお部屋との一体感が生まれ、すっきりとした見た目の印象になります。
上置(通常タイプ)について
上置はいわゆる天袋のような中に物を収納できるアイテムです。
上置は通常タイプとロータイプの2種類あり、食器棚の通常タイプの上置は高さ21cm~60cmまでの1cm単位でオーダーできます。
庫内には耐震パネルを搭載しています。ネジを回し、パネルを天井まで突っ張ることによって地震対策を強化できます。耐震パネルは最大8cm可動します。
耐震パネルを下げた状態
耐震パネルを上げた状態
上置(ロータイプ)について
ロータイプの上置は、通常タイプの上置の高さの範囲内では納まらない低いタイプの上置です。高さ10cm~20cmの1cm単位でオーダーできます。
また、通常タイプの上置と構造が異なります。
上置と耐震ユニット(耐震パネル)は別々になっているため、その分通常の上置よりも収納部の奥行き内寸は浅くなります。また、構造上前板側の上部はすき間ができます。
耐震パネルは最大5cm可動します。
フィラーについて
フィラーは上置とは構造が異なります。上置のように収納スペースや、耐震パネルは搭載しておらず、食器棚をすっきりと魅せることに特化したアイテムです。高さ5cm~29cmの1cm単位でオーダーできます。
フィラーを裏から見たイメージ
上置を設置するほどのスペースが足りない方や上置よりも価格を少しでも抑えたい方にオススメのアイテムです。
上置・フィラーの共通ルール
上置やフィラーを設置するにあたって2つルールがあります。
━天井と上置またはフィラーのすき間は2cm空ける
上置やフィラーはその場で組み立て設置するため、上キャビネットの上に載せるためのクリアランスが必要になります。必ず最低2cmのすき間を空けるよう計算して高さを算出してください。
━上キャビネット1台につき1つの上置またはフィラー
上キャビネットを2台組み合わせる場合でも必ず各上キャビネットの幅に合わせてそれぞれ上置きを設置してください。
まとめ
上置やフィラーの使い方や特性、お分かりいただけましたでしょうか?ちなみに上置やフィラーは必ずしも設置しないといけないものではございません。地震による転倒のリスク軽減や見た目をすっきりさせたい方はぜひこちらを検討していただけたらと思います。またみなさんが気になるAYANOの製品情報をお伝えしていきます。今回もご一読ありがとうございました。