AYANOの収納研究[SHシリーズその1]

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今回は、大型引き戸が魅力のSHシリーズを使って
「見た目がきれいで使いやすい収納」を考えてみました。

SHシリーズはキャビネットの奥行が深く、棚板も30mmピッチで高さを変更できるので、
大きなものを効率よくたくさん収納できます。

sh_d36cm
sh_set_240

見た目がきれいで使いやすい収納にするには?

しまいかたは、取り出しやすさを優先! 
同じ形のものは上へ重ねる。あまり重ねすぎると取り出しにくくなるので注意が必要です。重ねにくいものは奥行方向に並べる。
よく使うものは、かんたんに取り出せる場所に!
取り出したり、しまう動作を面倒に感じないように、よく使うものはすぐ手の届く場所にしまう。あまり使わないものは、高い場所や奥の方に。子どもたちに触られたくないものは手の届かない上の方に置きます。
同じ用途で使うものは、ひとまとめに!
関連したものを近くに置くことで、棚の中の内容を把握しやすくなり、使うときもすぐに準備できます。
同じ収納用品で揃える!
トレイや収納ボックスを使うと、用途ごとに整理・分類しやすく、まとめて取り出しやすくなります。すっきりときれいに見せるコツは、収納用品の素材や色を合わせることです。さらに、高さなどのサイズを揃えると、より統一感がでます。

これらのポイントをふまえて、市販の「整理ボックス」を使って収納してみました。

sh_image_fit

いかがでしょうか?

ポリプロピレンの整理ボックスで用途ごとに分類し、収納してみました!

  • たとえば、「ぐい呑みセット+小皿」や「コーヒーカップ+豆+クリープなど」をまとめてボックスに収めています。
  • 奥行方向に並べているのでそれぞれが取り出しやすく、必要なときにワンアクションで持ち運びできます。
  • 横幅は適度なすき間を残しつつ、ちょうどいいサイズで入るものを探しました。
  • 高さは収納するものやボックスのサイズに合わせて、棚板の位置を調整しています。
探してきた市販のポリプロピレン整理ボックス
約幅11.5×奥行34×高さ5cm
約幅8.5×奥行25.5×高さ5cm

まだまだ、工夫次第で「見た目きれいで使いやすい収納」ができそうです。
これからも家具づくりの研究も兼ねて、収納の探求を進めていきます。
また、新しい発見があれば、報告しますのでよろしくお願いします!

シンデレラフィットを見つける!

ぴったりとフィットしたガラスの靴から名付けられた「シンデレラフィット」。
棚に収納ボックスがぴったり収まったり、狭いスペースにケースを並べたら偶然にもフィットしたなど、思いがけないもの同士がきっちりと収まることを『シンデレラフィット』と呼ぶそうです。
みなさまもぜひ、ちょうどいいサイズの収納用品を見つけてみてください。

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