
セラミックを天板に使ったダイニングテーブルは、独特の存在感があり近年注目を集めています。
気になっているけれどセラミックテーブルを使い慣れていないので購入するか迷っているという方のために、今回はセラミックテーブルのメリットについて解説します。
綾野製作所では公式オンラインショップを開設しました。セラミックテーブルやコースター、ソファなど様々な家具をご用意しております。是非、ご覧ください。
セラミックテーブルが選ばれる理由とは?
日常的に使うテーブルをセラミックテーブルにした場合、使い勝手がいいのか気になりますね。
セラミックテーブルのメリットや魅力について見ていきましょう。
・耐久性が高い
・汚れにくい
・熱に強い
・高級感がある
それぞれ解説します。
耐久性が高い
セラミック素材は表面硬度が高いことから傷や摩擦にとても強く、天板の傷みが非常に少ないです。
テーブルは、日常生活で起こる動作で自然に入る傷や摩擦が積み重なり、徐々に劣化していくため、ほとんど傷が入らないセラミックテーブルはまさに日常使いできるテーブルと言えます。小さい子どもがいるご家庭や、介護が必要なお年寄りがいるご家庭、来客が多いご家庭にとって、耐久性の高さは大きな魅力でしょう。
食事中に食器やカトラリーが当たっても傷つきにくいため、日常的に気兼ねなく使えます。
汚れにくい
セラミック素材は水分の吸収率がほとんど無くと、非常に防水性が高いです。調味料や油をうっかりこぼしても内部に染み込みにくいことから、変色を防止できます。
また、耐薬品性も高く、アルコールや洗剤をつけた布巾で拭き掃除できるため、衛生面でも安心です。
熱に強い
耐熱性が高いのもセラミック素材のメリットです。
製造時に約1250度の高温で焼き上げているため、調理後の鍋やフライパンの熱さはまったく問題なく、鍋敷きを置くことなく熱いまま直接置けます。鍋やフライパンの熱が伝わっても変色や変形は起こりません。
鍋やグリルで調理したままテーブルの上に配膳できるため、気兼ねなく使えるでしょう。
高級感がある
セラミック素材は高級感を味わえるのも大きな魅力です。独特の上品な光沢があり、重厚で洗練された雰囲気を感じさせます。スタイリッシュで存在感のあるテーブルとして、ダイニングスペースのインテリアをワンランクアップさせてくれるでしょう。
木や鉄、大理石などの素材にはない独自の魅力がセラミックテーブルの特徴で、個性的なテーブルを選びたいなら、セラミックテーブルはぴったりでしょう。
セラミックテーブルを購入する前に知っておきたい気をつけるべきポイント
セラミックテーブルには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
購入後「しまった!」とならないよう、セラミックテーブルの注意すべきポイントについても事前に把握しておきましょう。
・ピンポイントの衝撃に弱い
・音が気になる
・重量があり移動しにくい
・表面が冷たい
それぞれ解説します。
ピンポイントの衝撃に弱い
セラミック素材は傷や摩擦に強い反面、ピンポイントの衝撃に弱いというデメリットがあります。特に角や端の部分は、集中的に力が加わると割れや欠けが発生する恐れがあります。
音が気になる
表面硬度が高いというセラミック素材のメリットは、音が響きやすいというデメリットにもなります。金属製の食器やカトラリーを使う場合、天板に当たるたびにカチンと鳴る高い音が気になるかもしれません。
落ち着かないと感じたら、ランチョンマットやテーブルランナーを使用しましょう。
重量があり移動しにくい
セラミックテーブルは小さめサイズでもかなり重量があります。安定感がある一方で移動する際は持ち上げにくく、一人で移動させるのは難しいでしょう。設置位置を変えたい時は、数人で慎重に運ぶ必要があります。
表面が冷たい
セラミック素材独特の質感は上品でスタイリッシュですが、ひんやりとした触感があります。特に冬場は、手や腕が触れた時に冷たさが気になるかもしれません。食事の時だけテーブルクロスをセットするなど、工夫してつかうとよいでしょう。
セラミックテーブルのメリットだけでなく気をつけるべきポイントも把握しておけば、購入後の使用感がより具体的にイメージできます。商品の選択時の参考にしましょう。
相性のいいインテリアテイスト別・セラミックテーブルの選び方
ここからは、セラミックテーブル独特の質感や色合いを生かせるインテリアテイストとの合わせ方について解説します。
綾野製作所のセラミックテーブル「リコシェ スクエア(HB/HS)」「レグル( Q )」とのコーディネート例もご紹介しますので、参考にしてください。
・モダンテイスト
・ヴィンテージテイスト
・北欧テイスト
・ジャパンテイスト
それぞれ解説します。
モダンテイスト
クールでスタイリッシュな印象が強いモダンテイストのインテリアは、高級感あふれるセラミックテーブルとの相性が抜群です。ブラックやダークグレー、ホワイトなどの無彩色や大理石柄の天板を選ぶと、インテリア全体に馴染んで統一感が出ます。
「レグル( Q )」のチタンブラック(B色)やバサルトブラック(E色)、ザハストーン(A色)など濃いめの色や、大理石柄のカルカッタと合わせやすいです。
ヴィンテージテイスト
クールながら懐かしさがあり、温かみも感じさせるヴィンテージテイストのインテリアは、革張りのチェアやガラス素材のペンダントライトなど硬質な素材感がセラミックテーブルにぴったりです。コンクリート打ち放しを思わせる石目調やグレー系カラーのセラミックテーブルを合わせると、クールさが増すのでおすすめです。
微妙な濃淡がある「レグル( Q )」のアイアングレイ(R色)は、色ムラも個性のひとつとするヴィンテージテイストの雰囲気によく合うでしょう。
北欧テイスト
木や石、布など自然素材を多く使う北欧テイストのインテリアは、一見ハードな印象のセラミック素材とは合わないように感じるかもしれません。しかし、自然界にも存在するグレー系やベージュ系のややソフトなカラーの天板を選べばしっくりなじみます。
セラミック天板と無垢木製脚を組み合わせできる「リコシェ スクエア(HB/HS)」シリーズは、天板の角に丸みがあるやわらかい雰囲気で、北欧テイストと合わせやすいです。
チタンホワイト(S色)やカルカッタ(L色)など比較的明るい色合いの天板と、シルキーオークの脚を組み合わせると、高級感のある北欧テイストのインテリアが楽しめます。
ジャパンテイスト
北欧テイストに少しだけ和の要素を取り入れたジャパンディテイストは、欧米で大人気のインテリアテイストです。
北欧テイストと同じく自然素材を活用するテイストでセラミック素材が映えます。
ニュアンスカラーである淡いグレー系のセラミックテーブルだとバランスが取りやすいため、ザハストーンの天板がおすすめです。セラミックテーブルの魅力を生かせるインテリアテイストなら、空間全体がしゃれた雰囲気に仕上がります。
統一感を重視するかアクセントを効かせるかによってカラーの選び方は変わりますが、内装材やカーテン、ラグなど他のアイテムとのバランスも考慮しながらコーディネートしてみてください。
まとめ
セラミックテーブルでセンスのよさを演出しよう
陶磁器が持つ独自の質感と機能性の高さで注目されているセラミックテーブル。メリットだけでなくデメリットもあるため、事前に理解しておけば日常の使い方を工夫することでカバーできます。
他の素材にはない独自の魅力を楽しめるセラミックテーブルで、毎日の食事時間をグレードアップしませんか。
綾野製作所のショールームでは、実際にセラミックテーブルを見て、触って感じていただけます。
スタッフからも最適なテーブルをご提案いたしますので、ぜひショールームにもお越しください。