空間に高級感を与えるセラミックテーブルは、非常に人気のアイテムです。
しかし、いざセラミックテーブルを買おうとショップに訪れると、同じセラミックテーブルでも高い価格帯のモノもあれば比較的安価なモノまで価格帯がバラバラです。
一体、この価格帯の差の違いはどこからきているのでしょうか?
それは、素材の違いだけではなく、セラミックテーブルのサイズバリエーションを豊富にするための設備費用やカラーバリエーションの豊富さが関係しています。
豊富なカラーバリエーションの中から自分のライフスタイルにあったサイズのセラミックテーブルを選択することで、部屋を快適に過ごすことができるだけでなく、自分がより満足する空間を実現できます。
今回は、セラミックテーブルのメリットや価格差が大きく判断に困った場合に注目すべきポイントについて解説します。
セラミックテーブルに使用されるセラミックとそのメリットとは
セラミックテーブルは、木材と変わる素材として近年注目を集めています。
表面は細かい凸凹でザラつきのある手触りだったり、鏡面仕上げのようにツルツルだったりと個性豊かであり、日焼けをしないので経年変化が少なく、半永久的に使える素材です。
この章では、セラミックテーブルに使用されるセラミックとそのメリットについて解説します。
セラミックとは
セラミックテーブルに使われるセラミック(セラミックス)とは、高温で焼き上げた陶磁器のことを指します。
綾野製作所で使用されるセラミックは、ただ粘土を焼き固めたものではなく、鉱物を粉末や砂状にしたものを配合し、さらに陶磁器や琺瑯の表面にも覆われているガラス質の膜を重ねてじっくりと焼き上げて作られています。
表面は細かい凸凹でザラつきのあるものや、鏡面仕上げのようにツルツルなものなど個性豊かな点が特徴です。
また、日焼けをしないので経年変化が少なく、半永久的に使える素材となっています。
メリット1:表面硬度が高く傷や汚れが付きにくい
セラミックテーブルは、表面硬度が高いため、仮に包丁やフォークで机を引っ掻いても傷が付きにくいです。
また、防水性が高く、調味料や薬品が染み込みにくく、汚れがつきにくい特徴があります。
傷や汚れがつきにくい点から小さいお子様がいる家庭にピッタリな素材となっています。
メリット2:耐熱性があり変色や変形しない
セラミックテーブルは耐熱性にも優れていて、熱い鍋やフライパンを直接テーブルの上に置いても、変色や変形の心配がありません。
また、経年劣化や変形がほとんどなく、永久的に使用できるため寿命は特に定められておらず、気に入ったテーブルを長く愛用できます。
大皿の代わりに調理直後の鍋やフライパンを直接テーブルに置いて取り分けたい人や気に入った家具を長く愛用したい人にピッタリな素材となっています。
メリット3:モダンな印象や高級感を与える
セラミックテーブルは、独特の質感と光沢があり、空間にモダンで高級感のある印象を与えてくれます。
高級感のあるホテルライクな空間が好きな人や、都会で洗練された高級感のあるアーバンモダンスタイルな空間が好きな人、部屋をモノトーンでまとめたい人にピッタリな素材となっています。
メリット4:お手入れがしやすい
水分を吸収しにくいため、調味料や薬品がこぼれた場合でも、すぐに拭き取ることで簡単にお手入れができます。
また、「耐薬品性」も高いので、アルコールなどの除菌剤で拭いても問題ございません。
お手入れがしやすいため、机の汚れをすぐに落としたい綺麗好きな人にぴったりの素材となっています。
セラミックテーブルを購入する際に注目すべきポイントとは?
セラミックテーブルには、様々なメリットがあります。
しかし、冒頭で説明した通り様々な価格帯のセラミックテーブルがあり、あまりの価格差に判断に迷ってしまう場合も少なくありません。
この章では、セラミックテーブルを購入する際に注目すべきポイントを解説します。
セラミックの厚さ
セラミックテーブルを購入する際は、セラミックの厚さに注目しましょう。
セラミックという素材自体にも耐久性はありますが、薄いセラミックは割れやすいため、5mm以上の厚さがあるものがおすすめです。
AYANOのセラミックテーブルは、6mmのセラミックの下に厚さ24mmの基材を貼り付けているため耐衝撃性に優れています。万が一、高い場所からものを落としても割れにくい構造となっております。
サイズや奥行
セラミックテーブルを購入する際は、サイズや奥行に注目しましょう。
セラミックテーブルを選ぶ際には、まずは使用する人数に見合ったサイズを選びましょう。
一般的に、一人が食事に使うスペースは、幅が600ミリ、奥行が400ミリといわれます。
しかし、幅600ミリは成人の一般的な肩幅と大きさが変わらず最低限必要な大きさです。
そのため、複数人でテーブルを使用する場合はこの「600ミリ」にプラスしたスペースが必要です。
常時4人がテーブルを同時に使用する場合は、最低でも1400~1500ミリ以上の大きさのテーブルを選択しましょう。
さらにそこから余裕を持って1650ミリ程度のものを選ぶと、食事だけでなく仕事をするワークスペースを広々ととれるため個々の作業もゆったり落ち着いて行うことができます。
横に3人並ぶようなレイアウトを希望なら2000ミリ~2100ミリを目安にテーブルを選択しましょう。
奥行に関しましては、テーブルに向かい合う人がいるため400ミリ×2=800ミリが基本的に必要な大きさです。
また、奥行900ミリであればお互いに必要なスペースにプラスアルファが生まれ自分だけのスペースを広くとることができます。
綾野製作所では、ショールームにて綾野製作所の製品を知り尽くした専門スタッフが、お客様のご要望をヒアリングし、商品の特徴や最適な組み合わせなどをご提案させていただきます。
家具選びにプロの意見を聞きたい方は、ショールームにて専任スタッフに相談しましょう。
脚の素材や形状
セラミックテーブルを購入する際は、テーブルの脚の素材や形状を意識しましょう。
脚の素材や形状は、値段だけでなく使い勝手や部屋の雰囲気に大きく影響を与えます。
例えば、スクエア脚は、シンプルな見た目から幅広いインテリアにマッチしやすい。
また、スリムライン脚は、サイドから見ると八の字のように伸びたデザイン。
抜け感のある仕上がりのため、お部屋を開放的に広く見せることができます。
スクエア脚とは違って、短辺側にもスペースができるので、どの位置からでも足をぶつけることなく座れるなど脚の形状が異なることで様々な特徴があります。
脚の素材によってもテーブルの印象は大きく異なります。
木製の脚であれば温かみのある印象に、金属製であればモダンでスタイリッシュな印象になります。
脚の素材や形状に注目しましょう。
綾野製作所が手がけるセラミックオーダーテーブル【Q レグル】
綾野製作所では、セラミックテーブルを自分の気に入った形状、好きな天板カラー、脚をセレクト可能な理想のオーダーテーブルが作れるQ(レグル)シリーズを展開しております。
この章では、セラミックオーダーテーブルQ(レグル)の特徴を紹介します。
天板は7色の色柄からセレクト可能
Q(レグル)では、天板を7色の色柄からセレクト可能です。
ザハストーン以外の6色は株式会社LIXIL社のセラミックキッチンと色味を合わせており、統一感のあるキッチンを製作できます。
高温で焼成するセラミックトップは釉薬を重ねて豊かな風合いを表現しています。
1200度近い高温で焼く際の熱の掛かり方や釉薬の重なり具合によって、色味や光沢、柄の強弱、手触り感など、表情が異なります。
同じ柄は二度とない自分だけの柄や色味のセラミックテーブルを手にいれることができます。
6種類の天板形状からセレクト可能
Q(レグル)では、天板の形状を6種類から選択できます。
[一枚天板][分割天板][カトラリートレイ][角 R][ラウンド][スクエア]から選択可能。
[一枚天板]
分割の線が見えずテーブルに一体感が生まれます。分割の線を出したくない人は一枚天板を選択しましょう。
[分割天板]
奥行きも幅もバリエーションが多いのが特徴です。
空間にピッタリな大きさのテーブルが欲しい人は、分割天板を選択しましょう。
[カトラリートレイ]
部屋に置いた際にテーブルが映えます。また、フォークなど食事で使う小物をテーブル中央に収納できます。
個性的なテーブルが欲しい人にピッタリなテーブルとなっています。
[角 R]
角Rは、お子様がいる家庭向けにおすすめです。尖った角がないためお子様がテーブルの角に当たらず安全性が高くなります。
[ラウンド][スクエア]
スクエアテーブルやラウンドテーブルは、2人暮らしなど小さいテーブルを求めている人におすすめです。
ラウンドは、丸テーブルのため温かみや親密感を空間にもたらします。
アットホームでリラックスした柔らかな雰囲気の部屋が好きな人におすすめです。
一方でスクエアは、角が揃っており整然とした印象となりモダンでスタイリッシュな部屋が好きな人におすすめです。
また部屋の隅や壁際に置いてもフィットしやすく空間を最大限有効に活用したい場合におすすめです。
サイズバリエーション
Q(レグル)では多彩なサイズバリエーションをご用意しています。
例えば、一枚天板タイプは、
幅:1350mm、1500mm、1600mm、1700mm、1800mm、1900mm、2000cmの7サイズ
奥行:800mm、850mm、900mmの3サイズ
から対応できます。
四人家族の場合、1500mmの大きさがおすすめです。
パーソナルスペースを十分に確保することができ、リラックスしながら食事を取ることができます。
部屋の大きさにより最適なテーブルの大きさやサイズは異なります。
家具選びにプロの意見を聞きたい方は、ショールームにて専任スタッフに相談しましょう。
脚の形状を3種類からセレクト可能
Q(レグル)では、スクエア脚・スリムライン脚・エンドボックスから好きな形状の脚をセレクト可能です。
また、脚の色も白と黒から色をセレクトできます。
スクエア脚は、正方形の脚で、シンプルな見た目から幅広いインテリアにマッチしやすい。
天板や床との接地面が広いため安定性抜群で、耐荷重・強度に優れています。
どのようなインテリアにも馴染むデザインのため、脚選びに迷った際にはスクエア脚を選択しましょう。
スリムライン脚は、サイドから見ると八の字のように伸びたデザインとなっており抜け感があり、お部屋を開放的に広く見せることができます。
スクエア型とは違い短辺側にもスペースがあるため、どの位置からでも足をぶつけることなく座れます。
デザイン性はもちろんですが、利便性も高いタイプで、シンプルなデザインが好きな人や複数方向から使用したい場合におすすめの脚となっています。
エンドボックスは、箱物メーカーの綾野製作所ならではの脚です。
食事でよく使う調味料や小物などをエンドボックスにしまうことができ、テーブルに機能性を持たせることが可能。
また、内向きに設置可能なため、調味料が見えて生活感が出てしまうことが嫌いな方に対してもオススメできる脚です。
テーブルに機能性を持たせたい方にピッタリな脚となっています。
※タイプによって選択できる脚の種類が異なります。上記の表でご確認ください。
※脚の色によって天板小口の色が変わります。
実物をご覧になりたい方はショールームへ
ショールームに直接ご来場いただき、実際の製品に触れ、雰囲気を感じることができます。
また、綾野製作所の製品を知り尽くした専門スタッフがお客様のご要望をヒアリングし、商品の特徴や最適な組み合わせなどご提案させていただきます。
部屋の大きさにより最適なテーブルの大きさやサイズは異なります。
家具選びにプロの意見を聞きたい方は、ショールームにて専任スタッフに相談しましょう。
まとめ
セラミックテーブルの魅力として、表面硬度が高く傷や汚れに強いこと、変色や変形しない耐熱性、高級感を演出する見た目、そして水拭きで簡単にきれいにできるお手入れのしやすさなどが挙げられます。
綾野製作所は、自社にてウォータージェットを持っているので好きな色柄や好きなサイズを選べるため、あなたの欲しいサイズで欲しい色柄のセラミックテーブルをご用意できます。
また、綾野製作所では家具の細部にわたるまで、細部への徹底的なこだわりを持っております。
そのため、「上質さ」や「高級感」「色気」を感じるというお声を多くいただきます。
綾野製作所のこだわりにつきまして下記ページをご覧ください。
セラミックテーブルの持つ特性を活かし、ご自身のライフスタイルにあったセラミックテーブルを選択しましょう。