家具販売店やメーカーショールームでさまざまな食器棚を見たものの、どれも『ピンとこなかった』という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
食器棚はキッチンの雰囲気や使い勝手に大きく影響するため、妥協したくないものです。
オーダーメイドの食器棚は依頼者の要望に合わせて製作できる一方、施工工事が必要な場合もあります。
一般的には、下地補強された壁に直接固定することが多く、壁に補強がないと設置できないことがあります。
そこで、綾野製作所では、壁への施工工事が不要な「ユニット式食器棚」をご提案しています。
現場で商品に付属する金具を使って各ユニットを連結固定し、好きな場所に設置できるため、設置場所を自由に選ぶことができます。
綾野製作所では、100万種類を超えるユニットアイテムを用意しております。
この度、綾野製作所では、お客様が理想的な食器棚をより簡単に選べるよう、シミュレーションシステムも提供しています。間口に合わせて家具のサイズを組み合わせることができ、選んだプランはPDFで印刷することも可能です。
このコラムでは、シミュレーションシステムの使い方について解説します。
この章では、シミュレーションシステムの使い方を徹底解説します。
シミュレーションシステムを利用することで、理想の食器棚の組み合わせを見つけることができます。
シミュレーションシステムは、下記ボタンよりアクセスできます。
シミュレーションシステムのページを開くと上記のような画面が表示されます。
キッチン収納を設置する予定の間口を測り、間口サイズを入力します。
キッチンの測り方は、下記の図で解説しています。ご参考くださいませ。
その後、その間口を参考に食器棚(キッチン収納)のサイズ(幅・高さ・奥行)を決定しましょう。
間口のサイズを入力すると、横幅は40mm、高さは20mm引かれたサイズが、希望するキッチン収納(食器棚)へ自動的に反映されます。
これは、設置する食器棚(キッチン収納)が、間口に入らないことを防ぐために最適なスキマの大きさとなっています。
奥行に関しましては、奥浅(450mm)や奥深(500mm)を選択できます。
キッチン空間を広く使いたい人は、450mmの深さを、収納力を重視したい人は、500mmを選択しましょう。
綾野製作所では、約4分の3のお客様が奥深タイプをお使い頂いております。
奥行に関しては、下記コラムで詳しく解説しています。こちらをご覧ください。
食器棚の奥行は30cm?45cm?50cm?"正解"を見つけるためのチェックポイント
次にシミュレーションしたいシリーズを選択し、「シミュレーションする」を選択します。
SW:シンプルな見た目ながらも、上下に手掛かりを設け、使いやすさにこだわったSWシリーズ
AX:スリムな引出しを採用し、キッチンで過ごす時間をどこまでも快適に、軽やかにするAXシリーズ:
CX:シンプルなデザインと水蒸気を吸収するモイスを採用するなど、高い機能性を誇るCXシリーズ:
I:あらゆる空間にフィットするフレキシブルなIシリーズ
の中から気になったシリーズを選択してください。
これから、実際にシミュレーションを行います。
ページの左側には各商品の説明があります。
また、ページの右側にはカラーバリエーションを確認できるボタンが設置されています。
ページの下部にはシミュレーションする商品を選ぶための選択画面があります。
①シリーズ選択→②タイプ選択→③カラー選択→④寸法選択の順に進み、画像を画面中央にドラッグ&ドロップで商品をシミュレーションできます。
下キャビネットは、左側から順に配置していきます。
綾野製作所では、100万種類以上のユニットタイプをご用意しています。
様々なアイテムを組み合わせて、最適な組み合わせを見つけましょう。
下キャビネットの選択が終わったら、「次へ進む」をクリックします。
下キャビネットを選び終わったら、上キャビネットを選びます。
ワイン収納や家電収納など、用途に合わせて最適な商品を選択しましょう。
上キャビネットが必要ない場合は、次に進みます。
天板は、組み合わせのタイプに応じて連結穴の位置が異なります。下記を参考に選んでください。
・カスタマイズ天板は、色柄が選べて、様々な組み合わせに対応できる天板です。ただし、納期がかかってしまいます。
・ピアノ型サイドボックス用天板は、ピアノ型サイドボックスを設置するための天板です。ピアノ型サイドボックスは、SWシリーズのオプションとなっております。
・カウンター用天板の色は、ホワイトのみです。カウンタータイプに対応した天板となっています。
・連結用天板の色は、ホワイトのみです。上キャビネットに対応した天板となっています。上キャビネットを2台以上組み合わせると天板につなぎ目が発生するため、設置条件を確認したうえで選択してください。
横幅に余裕がある場合、サイドボックスを選択できます。
サイドボックスは、壁との間のデッドスペースを収納スペースとして活用でき、「通常タイプ」と「ピアノ型」の2種類があります。
ピアノ型サイドボックスは、サイドボックスの本体部分を扉部分より30mm狭くすることで、壁にコンセントがある場合でも、すっきりと見せて壁際に寄せることができます。
天井と家具の間に余裕がある場合は、上置やフィラーを設置できます。
上置やフィラーを天井の高さに合わせて設置することで、家具の地震対策として有効です。
上置は、収納スペースとして使える天袋のようなもので、耐震パネルが搭載されているため、転倒のリスクを軽減する効果があります。
フィラーは、家具と天井のすき間を埋める部材です。 上置を設置するほどのスペースがない方や、予算を抑えたい方には、フィラーがオススメです。
次に進んでプランイメージを確認してください。
PDFをダウンロードすることができます。
プランが決定しましたら、プリントしたプランイメージをお持ちになり、お近くの家具販売店や弊社のショールームへお問い合わせください。
内容を確認し、購入のサポートをさせていただきます。
弊社ショールームの場所については、下記のボタンからご確認ください。
また、AYANO製品をご購入できる全国の販売店については、下記のボタンからご確認ください。
※納期・販売価格などの詳細については、お近くの家具販売店にお問い合わせくださいませ。
食器棚は、キッチンに大きな存在感を与え、空間の印象や使い勝手に影響を与えます。
この章では、失敗しない食器棚選びのポイントを解説します。
食器棚には、大きく分けて3種類のタイプがあります。
1つ目は、食器だけでなく家電も置けるスタンダードタイプ。
2つ目は、キッチンを広く見せるカウンタータイプ(ロータイプ)。
3つ目は、大きめの調理家電も収納できるL型です。
詳しくは、下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
結局、AYANOではどのような食器棚を買えるのか? 綾野製作所の食器棚早わかり
綾野製作所では、奥行45cmタイプと50cmタイプの食器棚をご用意しています。
キッチンの空間を広く使いたい場合は、奥行45cmタイプがおすすめです。
一方、大型のレンジを置きたい場合は、奥行50cmタイプがおすすめです。
用途に合わせて、最適な食器棚をお選びください。
詳しくは、下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
食器棚の奥行は30cm?45cm?50cm?"正解"を見つけるためのチェックポイント
失敗しない食器棚選びのためには、収納するものや置くものを考えて選ぶことが大切です。
以下の観点を意識して、食器棚を選びましょう
・調理家電を多く持っている場合は、そのサイズを確認しよう
・コンセントは、どのくらい必要か考えよう
・ゴミ箱の置き場が必要かどうか考えよう
下記の記事では、キッチン家電の収納や配置に関するアイデアを紹介していますので、ぜひご覧ください。
食器棚の奥行は30cm?45cm?50cm?"正解"を見つけるためのチェックポイント
たとえば、明るく清潔感のある白や、ナチュラルなスタイルに合うウッドタイプ、ダイニングのトレンドに合わせたセラミック調や石目調など、さまざまなデザインの食器棚があります。
「この組み合わせは、使い勝手がいいのか?」「この柄は、キッチンと相性が良いのか?」など、シミュレーションシステムがうまく活用できないと感じたら、弊社のショールームで相談してみませんか?
綾野製作所の製品を知り尽くした専門スタッフが、お客様のご要望をヒアリングし、最適な組み合わせのご提案やアドバイスをいたします。
実際に製品を確認し食器棚を選びたい方は、東京または大阪のショールームにお越しいただくと、製品の特徴や雰囲気を肌で感じることができます。
キッチンの図面や、食器棚に必要な寸法の情報をお持ちいただければ、綾野製作所の製品に詳しい専門スタッフが、お客様のご要望をお伺いし、商品の特徴や最適な組み合わせをご提案いたします。
また、ゆっくりと食器棚を見たい方は、事前に予約していただくことで、ショールームを自由に見学できます。
お客様のご希望に沿った形で、ショールームを訪問いただけます。
食器棚は、大きく存在感のあるアイテムであり、キッチンの使いやすさや印象に大きな影響を与えます。
そのため、妥協せず使い勝手や見た目まで自身の「こだわり」にマッチしたものを選択しましょう。
綾野製作所では、最適な食器棚選びのためにシミュレーションシステムやショールーム相談など様々なサービスを展開しております。
是非、ご活用くださいませ。