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ダイニングテーブルの色選びは床がポイント!最適なカラーコーディネートを解説

作成者: test-user|2025/05/01

家具の中でもサイズが大きいダイニングテーブルは、どんな色にするかによって部屋全体のインテリアにも大きな影響を与えるため、慎重に選びたいですね。ダイニングテーブル単独で考えるのではなく、ダイニングテーブルが接する床の色とのバランスを考えると失敗しにくいためおすすめです。

今回は、ダイニングテーブルと床のカラーコーディネートのポイントや最適なコーディネート例を解説します。

また、綾野製作所では、細部までこだわり抜いたお部屋をオシャレにするテーブルなどを販売しています。
下記ボタンよりご覧くださいませ。

コーディネートする床材との組み合わせ方

床面は人が直接接する部分だけに、色や質感の雰囲気をより意識しやすい場所です。
ダイニングテーブルとの色の組み合わせ次第で部屋全体のインテリアの雰囲気も変わります。

床材の種類別にダイニングテーブルとの色の組み合わせ方について重要ポイントを解説します。

・フローリング
・タイル
・カーペット

それぞれ解説します。

 

フローリング

木ならではの自然な温かみが感じられるフローリングは、色の濃淡と節や木目を活かしたデザインでさまざまな雰囲気を演出できる床材です。

ダイニングテーブルと床の色を合わせるとまとまりを感じさせますし、異なる色合いにすると濃淡によってメリハリのある印象を与えます。
木目が美しいダイニングテーブルを選ぶ場合は、木目があまり強く出ていないフローリングと合わせるとダイニングテーブルの木目が映えるでしょう。


タイル

スタイリッシュな印象が強いタイルと相性がいいのはガラス製のダイニングテーブルですが、木製のダイニングテーブルも意外とコーディネートしやすいです。

ホワイトや薄いグレーなど明るいトーンのタイルにウォールナットなどの濃い色のダイニングテーブルを合わせると、濃淡の差が大きい分ダイニングテーブルが部屋全体のアクセントとなってとてもおしゃれです。
ブラックやダークグレーなど濃いトーンの床材の場合も、ナチュラル色のダイニングテーブルはカジュアル感が強いため避けて濃い色を選ぶとよいでしょう。


カーペット

ダイニングのように比較的広めの場所には、ベージュやグレーといった中間色のカーペットを選ぶことが多いです。

ナチュラルやホワイトといった色のダイニングテーブルを合わせると明るくカジュアルな、ミディアムブラウンやダークブラウンといった色のダイニングテーブルを合わせるとシックで落ち着いた雰囲気をつくれます。

床材の種類によって色だけでなく質感も異なる点に注意が必要です。
部屋全体のインテリアテイストになじむかどうかというバランスを考慮しながら選びましょう。

 

コーディネートする床の色との組み合わせ方

床のカラーバリエーションはナチュラル系、ミディアムブラウン系、ダークブラウン系、ホワイト系の4つに大きく分けられます。

床材の色別にダイニングテーブルとの色の組み合わせ方について重要ポイントを解説します。

・ナチュラル系の床材
・ミディアムブラウン系の床材
・ダークブラウン系の床材
・ホワイト系の床材

それぞれ解説します。

 

ナチュラル系の床材

(写真:HB/HS リコシェ)
(セラミック天板:E バサルトブラック、脚:HB ビターオークの組み合わせ。展示店舗限定商品です。)

ナチュラルテイストや北欧テイストに多用される色です。

ナチュラル系の床×ナチュラル系のダイニングテーブル:同系色の組み合わせのためもっともまとまりが出ます。
・ナチュラル系の床×ミディアムブラウン系のダイニングテーブル:濃淡が少し出るため空間に奥行きが出ます。
ナチュラル系の床×ダークブラウン系のダイニングテーブル:ダイニングテーブルが空間のアクセントになる組み合わせ。メリハリがある上に落ち着いた雰囲気に仕上がります。


ミディアムブラウン系の床材

ナチュラルテイストやモダンテイスト、ヴィンテージテイストなどに使われます。

ミディアムブラウン系の床×ナチュラル系のダイニングテーブル:床のほどよい濃さにダイニングテーブルの明るい色が重なって全体が明るい印象になります。
ミディアムブラウン系の床×ミディアムブラウン系のダイニングテーブル:飽きにくくコーディネートもしやすいです。
ミディアムブラウン系の床×ダークブラウン系のダイニングテーブル:濃い色同士の組み合わせで、シックで上品な雰囲気に仕上がります。

 

ダークブラウン系の床材

モダンテイストやアジアンテイスト、クラシカルテイストなどに使われます。

ダークブラウン系の床×ナチュラル系のダイニングテーブル:重く感じやすい床の色を明るいダイニングテーブルの色が中和し、開放感が出ます。
ダークブラウン系の床×ミディアムブラウン系のダイニングテーブル:どちらも落ち着いたトーンの色ですが、濃さが異なる分立体感を出せます。
ダークブラウン系の床×ダークブラウン系のダイニングテーブル:高級感がありまとまりやすいですが暗くなりがちな点に注意しましょう。

 

ホワイト系の床材

(写真:レグル ダイニングテーブル幅2300mm[分割天板-エンドボックス]です。)

フレンチテイストや北欧テイストによく使われる色です。

ホワイト系の床×ナチュラル系のダイニングテーブル:明るいトーン同士での清潔感あふれる空間を演出できます。
ホワイト系の床×ミディアムブラウン系のダイニングテーブル:床の明るさを中間トーンのダイニングテーブルがほどよく抑えて落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ホワイト系の床× ダークブラウン系のダイニングテーブル:コントラストが強いためダイニングテーブルが映えます。

床材の色は部屋全体の雰囲気を決めるため、ダイニングテーブルの色で明るさや落ち着きの調整を図るのがおすすめです。

 

床とダイニングテーブルのカラーコーディネートを成功させるポイント

床面もダイニングテーブルも部屋の中で比較的広い面積を占めるため、コーディネート次第で部屋全体の雰囲気を決定づけてしまいます。カラーコーディネートを成功させるポイントを押さえて、ダイニングスペースのインテリアをセンスアップしましょう。

・好みのインテリアテイストを決める
・トレンドを追うのは適度に
・照明の光の色を意識する

それぞれ解説します。

 

好みのインテリアテイストを決める

ダイニングスペースをどのような雰囲気に仕上げたいのかによって、適した床やダイニングテーブルの色は異なります。まずはダイニングスペースのインテリアテイストを決めてから、床とダイニングテーブルの色を絞り込むとよいでしう。

 

 

トレンドを追うのは適度に

インテリアテイストには流行りがあり、それに応じて人気の高い床の色も変わります。
しかし床は一度施工すると簡単に取り替えできません。長年使うことを念頭に置いて、トレンドよりも好みを優先するのがおすすめです。
トレンドを取り入れたいならダイニングテーブルに合わせる椅子やラグなど取り替えやすいアイテムにしましょう。


照明の光の色を意識する

床とダイニングテーブルの色の組み合わせが好み通りだったとしても、照明の光の色によって見え方が変わることに注意しましょう。

たとえば、オレンジがかった電球色は木の色をよりあたたかく見せてくれますが、グレーがかったアッシュ系の色だと濁って見えてしまいます。選んだ色がその通りに見える照明器具を選ぶことが重要です。
床やダイニングテーブルの存在感の大きさを考慮し、好みのインテリアテイストになじむ色にしましょう。


まとめ

 

床とダイニングテーブルのコーディネートでダイニングルームをよりおしゃれに!

ダイニングテーブルの色選びは、床の色を意識することでよりおしゃれな雰囲気を演出できます。
統一感を出すかメリハリをつけるかなど、何を優先するか考えながらコーディネートしてみてください。

また、別記事にてダイニンテーブルの選び方について解説しています。
ダイニンテーブルの選び方については下記記事をご参照くださいませ。

ダイニングテーブルの使い勝手は材質次第!おすすめの材質や選び方を解説