やわらかい雰囲気で個性的な印象が強い円形ダイニングテーブルは、根強い人気があります。
しかし、一般的な長方形や正方形などのダイニングテーブルと比べて使いにくそうと感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、円形ダイニングテーブルのメリットとデメリット、選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。
あわせて解説するインテリアテイスト別のコーディネートのコツもぜひ参考にしてください。
綾野製作所では、円形テーブルなど様々なテーブルを取り扱っています。ぜひ、オンラインショップをご覧ください。
また、ダイニングテーブルの選び方についても別記事で詳しく解説しています。
詳細は、下記記事をご覧ください。
ライフスタイルにフィットしたダイニングテーブルで日々の生活をランクアップ!おすすめのサイズや形状、材質選びについて解説
(写真は、HB/HS リコシェ)
※展示店舗限定商品です。
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円形ダイニングテーブルには、長方形や正方形などのダイニングテーブルにはないメリットがあります。
主な4つのメリットをご紹介します。
・椅子の配置が自由で使用人数を調節できる
・やわらかく優しい雰囲気を演出できる
・角に当たって怪我をする心配がない
・全員の顔が見やすくコミュニケーションがとりやすい
それぞれ解説します。
長方形や正方形のダイニングテーブルは、各辺に1~2人座る設計でつくられています。
天板の角部分に人は座れませんから、自然と使用人数が決まります。
一方、円形ダイニングテーブルは角がなく椅子の配置が自由なため、どこにでも人が座れて使用人数を調整しやすいのです。
もちろん、人数が多ければそれなりの大きさのテーブルが必要です。
例えば1本脚タイプで直径90cmの円形ダイニングテーブルなら、1~5人前後まで同時に座れるため、来客時でも調整しやすく重宝します。
円形ダイニングテーブルは角がないため、やわらかく優しい印象を与えます。
部屋の形状や家具のデザインは直線的な形状であることが多い分、円形ダイニングテーブルの曲線をインテリアのアクセントとして生かすと、とてもおしゃれな雰囲気になるでしょう。
長方形や正方形のダイニングテーブルだと、角にぶつかるリスクが必ずあります。ダイニングテーブルの天板の高さは幼児が立った時の目の位置と近いため、室内を走り回っていて角にぶつかり怪我をするというケースは意外に多いです。
かといって、角にコーナーキャップをはめると見映えが悪くなってしまいますね。
円形ダイニングテーブルはそういった心配はいりません。テーブルにぶつかるというリスクはゼロではありませんが、突起した角がないため深刻な怪我を負う確率がかなり下がります。
長方形や正方形のダイニングテーブルは、サイズによっては向き合う位置や対角線上の位置にいる人と遠くなり、会話しにくくなることがあります。
会話ができたとしても声を張らないといけないなど、ややリラックスしづらいと感じるかもしれません。
対して円形ダイニングテーブルの場合は、座っている人全員の顔をしっかり見ながらコミュニケーションしやすいのがメリットです。
多人数でも視線を交わしやすく、会話がスムーズに弾むでしょう。
円形ダイニングテーブルのメリットは自由度の高さややわらかい雰囲気です。インテリアづくりにぜひ活かしたいですね。
(写真は、レグル ラウンドテーブル)
キッチンのレイアウトが決まったら、次はキッチンスペースの中に目を向けてキッチン本体を選びます。
普段の調理作業の手順を踏まえて、使いやすい形状を選ぶことが重要です。
・脚の数
・天板のサイズ
・素材や色
それぞれ解説します。
丸いダイニングテーブルの脚は、主に1本のタイプと4本のタイプがあります。
1本脚のダイニングテーブルは、どの方向からでも座れるため椅子の位置を微調整しやすく、人数が増えても脚が邪魔になることがないため、来客などで使用人数が変わることが多いお家に向いています。
ただし天板全体を支えるためにはそれなりの太さの脚が必要で、床に接する面積が大きくなりやすいため、脚のデザインによっては埃がたまりやすく掃除機をかけにくい場合があります。
一方、4本脚のダイニングテーブルは高い安定感が特長です。
テーブル全体を4本の脚で支えるため、1本脚のタイプより脚が細身のものが多く、すっきりした印象を与えます。そのため、綾野製作所では円形テーブルに4本脚を採用しています。
ただし、4本脚は座る位置が限定されてしまうのがデメリットです。サイズにもよりますが、5人以上で使用すると座った時に脚が当たってしまうかもしれません。来客などによる人数の増減が少なく、いつも決まった人数でテーブルを囲むお家におすすめです。
来客が多い場合は、円形以外のダイニングテーブルを検討してみてください。
円形ダイニングテーブルを選ぶ場合、サイズ選びは慎重にしたいですね。
1人分の食事スペースとして、おおよそ幅60cm×奥行き40cm、市販のランチョンマットのサイズを目安にしましょう。
2~3人で使うなら直径90cm前後、4~5人で使うなら直径120cm前後必要です。
綾野製作所の円形ダイニングテーブル「レグル」は、使用人数に合わせて選べるよう幅広いサイズ展開をしています。
上記の目安サイズを参考に選んでみてください。
円形ダイニングテーブルは、いざ室内に設置すると意外と大きく感じやすいため、部屋のインテリアテイストに合った素材や色を選ぶことが大切です。
天板の素材は木やガラス、アイアン、セラミックなどさまざまで、色のバリエーションも豊富です。壁や床の色と合わせれば統一感が出るため選びやすいですが、異なる色にする場合は注意が必要です。
例えば、ナチュラルテイストのインテリアの部屋にビビッドカラーの円形ダイニングテーブルを置くと浮いてしまうといったように、アクセントとして適した色かどうか考えて選びましょう。また、近年ではセラミック素材のテーブルが注目を集めています。
セラミックテーブルのメリットは下記記事をご覧ください。
AYANOセラミックテーブルの魅力と選び方を徹底解説
基本的には、長方形や正方形のダイニングテーブルと選び方のコツは変わりません。
あまり難しく考えず、ご紹介した基本的な項目をチェックしながら選びましょう。
円形ダイニングテーブルが持つ魅力を最大限に生かしたコーディネートで、お気に入りの部屋に仕上げたい!
ここではインテリアテイスト別にコーディネートのコツを解説します。
テーブルの選び方については下記記事をご覧ください。
ライフスタイルにフィットしたダイニングテーブルで日々の生活をランクアップ!おすすめのサイズや形状、材質選びについて解説
・ナチュラルテイストのインテリア
・モダンテイストのインテリア
・北欧テイストのインテリア
それぞれ解説します。
円形ダイニングテーブルのソフトな印象が生かせるテイストです。
ライト系~ミディアム系カラーの木製や、ホワイトカラーのセラミック製円形ダイニングテーブルを合わせるとなじみやすいでしょう。
直線がメインのインテリアの中で、円形ダイニングテーブルの曲線がいいアクセントになります。
ガラス製やアイアン製のほか、インテリアのベースカラーに合わせたホワイトやグレー、ブラックのセラミック製もしっくりなじむのでおすすめです。
自然素材を多用する北欧テイストには、曲線デザインの円形ダイニングテーブルはぴったりです。
ライト系カラーの木製や、ホワイトカラーのセラミック製円形ダイニングテーブルを選ぶとおしゃれさがアップします。
インテリアテイストとのバランスを考えて円形のダイニングテーブルを選び、より魅力的な部屋づくりを楽しみましょう。
メリットが多い円形ダイニングテーブルは、一味違うインテリアに仕上げたい方にぴったりです。メリットとデメリット双方を理解したうえで、お気に入りの一台を探してくださいね。